経理職との出会い それから

資格を諦めて仕事に就いてからも、

周りの友達から

「そんな資格はお前には無理だったんだよ」と、ネタにされ続け、

その場は笑いながらも、内心は悔しくて仕方ありませんでした。

 

そんな悶々としたサラリーマン生活を続け、

気付けば30代に。

 

経理マンとしての生活にも慣れてきたけれども、

やはり自分なりにでも、あれだけ資格へ時間と労力を費やした・・・

 

なのに、何も形に出来ていないことに悔しさばかりを感じたまま、これから自分に負目を感じたまま生活をしていかないといけないのかと考えた時・・・

 

やはりもう一度資格に挑戦したい!

 

そして、この悔しさや辛さを知った自分だからこそ、そんな想いをもつ人たちの役にたてる仕事をしたい!

 

これまで経験した会計士・税理士・簿記検定の学習で共通する簿記の最高峰である日商簿記検定1級を取って、簿記検定の簿記講師になって人の役にたてる仕事をしたい!

 

と、自分の心の底から出た気持ちに気付くことが出来たのがこの頃でした。

 

大学生の頃に、友達とノリで始めた会計士の勉強。

振り返ると、その時の決断は、

決断というより同調というような、自分の意志がなかった判断であったと感じます。

 

きっかけとしては大事かもしれませんが、やっぱり最後は自分の気持ち次第。

 

こうなりたい!

と、自分で心から思うことが、出来れば誰だってなれる。

 

こんな私が日商検定1級に合格出来れば、

それを人に伝える根拠を作ることが出来る。

 

そう思ってからは、後はひたすら勉強するだけでした。